前回の記事では、外付けHDDにDropboxをバックアップする方法を紹介しました。
Dropboxのように利用しているクラウドサービスとして、この他にEvernoteがあります。
Evernoteにおいてあるデータがなくなったら非常に困るので、手元(外付けHDD)に残しておくべきだと思いました。
そこで今回は、もう1つのクラウドサービス「Evernote」を外付けHDDにバックアップする方法を紹介します。
外付けHDDにEvernoteをバックアップする方法
▲外付けHDDのデータ領域の部分に、Evernote用のフォルダを作成しました。ここに、Evernoteのデータをバックアップします。
ここからは、Mac版のEvernoteアプリを利用して説明します。
▲MacアプリのEvernoteを開き、ノートを選択し、1つのノートを選択している状態で全選択(command+A)します。
▲全選択している状態で、右クリックします。
▲そして、「ノートをエクスポート」を選択します。
▲すると、保存ダイアログが出てきます。
ここで、保存するフォーマットが2種類選べます。enex形式とhtml形式です。
enex形式
enex形式は、Evernote独自のファイル形式です。Evernoteサービスが存在しているならば、このファイル形式から復元することが出来ます。
ただ、Evernoteサービスが終了してしまった場合のために、次に紹介するhtml形式での保存も行っておいた方が良いでしょう。
参考:[general 日本語] 【FAQ】ノートのエクスポート(バックアップ)・インポート(復元)の方法(Mac/Win) – Evernote 日本語 – Evernote User Forum
html形式
html形式は、Evernoteサービスに関係ない形式です。enex形式では、ノートのタイトル、日付、本文、タグなどの情報が含まっていましたが、html形式には、それらの情報が入っていません。
とりあえずデータだけ保管しておくには、この方法が適しています。
というわけで、どちらにも対応できるように、enex形式、html形式の両方を外付けHDDにバックアップしておきます。まずはenex形式から。
enex形式でのエクスポート
▲先ほどの保存ダイアログを再び示します。まずはフォーマットをenex形式で保存しておきます。
▲9620個のノートをエクスポートするのに、約10分かかりました。
▲正常にエクスポートし終わると、ご覧のようなポップアップが出現しました。
▲エクスポートしたenexファイルの情報を見てみると、容量は7.07GBでした。続いて、html形式でもエクスポートしておきます。
html形式でのエクスポート
▲再びエクスポートします。フォーマットをHTMLに変更して、保存をタップします。
▲html形式のエクスポートには、約7分かかりました。
▲正常にエクスポートできるとまたまた完了画面が出ました。
▲エクスポートしたhtmlファイルの情報を見てみると、容量は5.08GBでした。enexファイル(7.07GB)の方が容量がありました。
まとめ
Evernoteに入れてあるデータがなくなると困るので、外付けHDDにバックアップしておきました。
フォーマットにはenex形式とhtml形式がありました。
enex形式は、Evernote独自の形式、html形式は、Evernoteに依存しない形式でした。
外付けHDDの容量が許すならば、両方バックアップしておくのが無難です。
自動で保存することができないので、定期的に手動で保存しておこうと思います。
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