2013年7月1日をもって、GoogleのサービスであるGoogle Readerが使用不可になるのですが、iPhoneのRSSリーダーアプリのReederは、本日のアップデートにより、ローカルRSSとFeedbinに対応しました。
今回は、
- ローカルRSSを試してみた
- Feedbinサービスについて
- RSSリーダーに求めるもの
について書いてみました。
今回のReederのアップデート内容
今回のReederの主なアップデート内容は以下の通りです。
- ローカルRSS対応
- Feedbin対応
▲Reederのアップデート内容をスクリーンショットで載せておきます。
ローカルRSSを利用してみた
今回の新機能であるローカルRSSを早速利用してみたので、その手順を紹介します。何と言っても便利なのが、フィードの購読を始めるのに必要な登録をGoogle Readerのアカウントからインポート出来る点でした。
▲Add acountから、図のRSSを選択します。
▲そして右上のDoneを押します。
▲続いて、Import from Google Readerをタップし、ログインします。
▲するとGoogle Readerに登録してあったフィードが自動で読み込まれてきました。スターしている記事も反映されました。
▲新たに購読したいRSSは、右上の+ボタンから行えます。
▲フィード用RSSか、サイトのURLを入力すれば登録出来ます。
ローカルRSSの注意点
ローカルRSSは便利なように思えますが、注意点があります。
それはGoogle Readerと同期しないということです。現在はまだGoogle Readerが利用出来るので、他のRSSリーダーアプリでGoogle Readerのフィードを読むことができます。僕はBylineを利用して読んでいます。
他のリーダーアプリで読んだとしても、ReederのローカルRSSリーダーでは、既読情報が同期されません。つまり、既に読んだフィードも再び表示されてしまいます。これでは情報収集の効率化が落ちてしまいます。
他のリーダーアプリを全く使用せず、複数デバイスで読む事もしない人にとっては、ローカルRSSは非常に便利な機能でしょう。
僕としては、ローカルRSSに全てを任せるのは少々辛い気がします。
ローカルRSSを使用せずに済ます方法
でもやっぱりRSS情報は同期出来た方が良いです。Google Readerの代替としてRSSを同期してくれるサービスとして、有料サービスのFeedbinがあります。月額2ドルなので、毎月約200円程度で済みます。しかもフィードのインポートは、Google Readerから行えるようなので、Google Readerからの引っ越しの手間も少ないです。
今回のReederのアップデートにより、Feedbinに対応したので、このサービスを利用する手はありそうです。
僕としては、今後RSSリーダーはどのようなサービスを利用するかまだ未定(利用していくかもまだ未定)です。Google Readerが終了してしまう7月近くまで様子見です。
ただ、Reederが有料RSSサービスのFeedbinに対応したことで、Google Readerが消えたとしてもReederが存続する事は確定しました。RSSリーダーとしての役割を果たすからです。
RSSリーダーに求めるもの
今までのGoogle Readerの使い勝手を考えると、Google Reader並みのものがないと中々使用出来ない気がします。ポイントとしては、
- 複数デバイスで同期出来る
- 今まで登録したフィードをインポート出来る
- 操作性が簡単
です。個人的にはBylineがFeedbinに対応してくれれば良いのですが、対応するかは未定です。Google Readerサービスがなくなってしまうのは、改めて残念です。
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