PowerPointで資料(スライド)を作成する機会が大幅に増えました。
スライドでは文章だけでなく図も載せます。載せる図は自分で作成することも多々あります。
そのため、スライド作成には結構な時間がかかります。
しかし、PowerPointにはキーボードショートカットが用意されています。
これらの機能をうまく使用する事で、作成時間を大幅に短縮する事が可能です。
そこで、普段PowerPointを使用している時に使用しているキーボードショートカットについてまとめておこうと思います。
- 今回紹介するPowerPointのショートカット一覧
- command + shift + >(文字を大きくする)
- command + shift + <(文字を小さくする)
- command + shift + = (下付き文字)
- control + shift + ^(上付き文字)
- shift + enter(指定場所で改行)
- command + E(中央寄せ)
- command + R(右寄せ)
- command + L(左寄せ)
- option + ← or →(図形の回転)
- option + control + ← or →(図形の回転微調整)
- command + Y(スライド編集・アウトライン編集の切替)
- command + D(図形の複製)
- option + ドラッグ(図形の複製2)
- option + alt + ドラッグ&ドロップ(図形の平行移動)
- スライドショー開始
- 発表者ツール開始
- まとめ
今回紹介するPowerPointのショートカット一覧
以下に、今回紹介するショートカット一覧を示しておきます。
(使用ソフト:Office for Mac 2011, 検証ソフト:Office 2010)
- command + shift + >(文字を大きくする)
- command + shift + <(文字を小さくする)
- command + shift + = (下付き文字)
- control + shift + ^(上付き文字)
- shift + enter(指定場所で改行)
- command + E(中央寄せ)
- command + R(右寄せ)
- command + L(左寄せ)
- option + ← or →(図形の回転)
- option + control + ← or →(図形の回転微調整)
- command + Y(スライド編集・アウトライン編集の切替)
- command + D(図形の複製)
- option + ドラッグ(図形の複製2)
- option + alt + ドラッグ&ドロップ(図形の平行移動)
- スライドショー開始
- 発表者ツール開始
普段はMacでPowerpoint使用しているので、ショートカットの見出しにはMac用のショートカットを載せました。
しかし、WindowsでのPowerPointにもショートカットは存在します。Mac版と異なるショートカットの場合には、Windows用のショートカットも記述しています。
command + shift + >(文字を大きくする)
▲文字を選択した状態で、command+ shift + >を押す事で、
▲文字が大きくなります。ちなみにこの図は、3回大きくしました。
command + shift + <(文字を小さくする)
▲文字を選択した状態で、command+ shift + <を押す事で、
▲文字が小さくなります。ちなみにこの図は、3回小さくしました。
command + shift + = (下付き文字)
▲上図の状態でcommand+ shift+ =を押してから「1」を入力すると、
(Windowsの場合だと、ctrl+ +)
▲1が下付き文字になります。下付き文字をやめる時には、再び command+ shift+ =を押します。
(Windowsの場合だと、ctrl+ +)
control + shift + ^(上付き文字)
▲上図の状態でcommand+ shift+ ^を押してから「2」を入力すると、
(Windowsの場合だと、ctrl+shift++)
▲2が上付き文字になります。上付き文字をやめる時には、再び command+ shift+ ^を押します。
(Windowsの場合だと、ctrl+shift++)
shift + enter(指定場所で改行)
▲改行したい所にカーソルを合わせてから、shiftを押してからenterを押すと、
▲カーソル以降から改行されます。言葉の区切りの見栄えを整える時にはもの凄く役に立ちます。
command + E(中央寄せ)
▲文字を選択している状態で、command+ Eを押すと、
(Windowsの場合だと、ctrl+E)
▲文字が中央寄せになります。使えます。
command + R(右寄せ)
▲文字を選択している状態で、command+ Rを押すと、
(Windowsの場合だと、ctrl+R)
▲文字が右寄せになります。
command + L(左寄せ)
デフォルトでは文字が左寄せになっていますが、中央寄せにしてから左寄せにすることもあります。
▲文字を選択している状態で、command+ Lを押すと、
(Windowsの場合だと、ctrl+L)
▲文字が左寄せになります。
option + ← or →(図形の回転)
▲回転させたい図形を選択した状態で、option+ →を押す事で、
(Windowsの場合だと、alt+ →)
▲時計回りに15°回転します。
▲また、option+ ←を押す事で、反時計回りに15°回転します。
option + control + ← or →(図形の回転微調整)
▲回転微調整させたい図形を選択した状態で、option+ control+ →を押す事で、
(Windowsの場合だと、alt+ctrl+ →)
▲時計回りに少し回転する事が出来ます。(図では5回→を押して5°~10°程度の回転です。)
command + Y(スライド編集・アウトライン編集の切替)
▲スライドを選択している状態で、command+ Yを押すと、
(Windowsの場合だと、不明)
▲アウトライン編集に切り替わります。アウトライン編集を多く利用する時には効果的です。
command + D(図形の複製)
▲複製(コピー)したい図形を選択している状態で、command+ Dを押すと、
(Windowsの場合だと、ctrl+D)
▲図形を複製(コピー)出来ます。
option + ドラッグ(図形の複製2)
▲四角形などの図形を複製するには、図形を選択している状態で、optionを押したままで、コピーしたい部分にドラッグ&ドロップします。(Windowsの場合だと、ctrl)
▲すると、このように四角形を複製できます。
option + alt + ドラッグ&ドロップ(図形の平行移動)
図形を平行に複製したいときに有用なキーボードコマンドもあります。
▲平行方向に複製したい図形を選択した状態で、option+ shiftを押している状態で、コピーしたい部分にドラッグ&ドロップします。
(Windowsの場合だと、ctrl+shift)
▲すると、確実に平行に図形を複製する事が出来ます。対称性のある図形の組み合わせを作成したい時に多用しています。
スライドショー開始
▲スライド編集画面で、command+ shift+ enterを押すと、
(Windowsの場合だと、F5)
▲スライドショーが開始されます。
発表者ツール開始
▲スライド編集画面で、option+ enterを押すと、
(Windowsの場合だと、選択方式)
▲発表者ツールが表示されます。現在のスライド、次のスライド、発表メモを表示する事が出来ます。
まとめ
これらのショートカットを覚えておく事で、スライド作成の時間を短縮することも出来ますし、図形を平行に複製する事で見栄えも良くなります。
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