AppleのiPad miniの発表に続いて発表されたAmazonの電子端末リーダー Kindle Paperwhiteですが、2012年10月25日からKindleストアがオープンし、本を購入出来るようになっています。
Kindleストアの利点として、
- 電子書籍が紙の本に比べて安く購入出来る
- 読みたかったら買えばすぐ読める
があげられると思います。
この点について、具体的に紹介してみます。
電子書籍の価格の安さ
AmazonのKindleストアで、販売価格を見てみると、紙の本と中古の本と、Kindle用の電子書籍の値段が表示されているので、非常に見やすくなっております。
多くの商品が、紙の本の定価の1割引から3割引になっているので、ようやく電子書籍の明確な利点である安さが現れる形となりました。ちなみに上記の写真は70%割引となっていますね。
電子書籍リーダーの最高傑作であるKindle Paperwhiteの登場にあわせて整えられたKindleストアは、一般客層にとって、大きな魅力となることでしょう。今までは本を電子書籍で購入する利点が、持ち運びに便利ということにとどまっていた気がします。
しかし、これからは電子書籍が価格という面で勝負出来ることによって、購買層は電子書籍の選択が現実を帯びてくるはずです。
こちらの本も有名ですが、電子書籍は紙の本の定価の半額で販売されています。
読みたいと思ったら、購入すればすぐに読むことができる
今までは、ある本を読みたいと思ったら、本屋に探しにいっていました。時代は進化して、Amazonで本を注文することが出来るようにもなっていましたが、本が配達されるまでに早くても1日2日はかかっていました。
それが電子書籍ストアの整備によって、読みたいと思った時にすぐに購入して読める環境が整ったというのは、読者にとっては嬉しいことです。冒頭部分の試し読みも出来るようなので、本屋の立ち読み感覚も再現出来る部分があるかと思います。
電子書籍ブームが来るんじゃないの?
電子書籍は話題にはなっていましたが、ブームと呼ばれるほど流行していた訳ではありません。なぜなら、読みたい本が電子書籍化されていることが少なかったからです。
しかし、今回のKindleストアでは、ランキングなどを見ると、品揃えが豊富な感があります。やはり読みたい物が電子書籍化されているならば、電子書籍を選択するユーザーの方も多いのではないかと思います。
Kindle Paperwhiteを持っていなくても、手持ちのモバイル端末(iPhoneやiPadをはじめとするデバイス)にKindle無料アプリをダウンロードすれば、Kindleストアで購入した電子書籍を読むことが出来るので、スマートフォンが普及してきた現段階でのKindleストアの登場は、読書スタイルが大きく変化するターニングポイントになる気がします。
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