慶應SFCの入試で出題されたWindokuと呼ばれる数独に似た問題の考察

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慶應SFCがWindokuと呼ばれる数独に似た問題を出題したとして話題になっています。

受験生にとっては想定外の事態になったことと思います。入試問題で出題される問題としては珍しいですね。

さて、僕はペンシルパズル好きで小学校の頃は数独にはまっていました。そこで今回はこの数独に似たWindokuを解いた感想を書いてみたいと思います。通常のルールで解いた過程と、Windokuのルールで解いた過程2つを試してみました。解答も載せてあります。

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Windokuについて

最近では数独を電車の中で解く人もちらほら見かけるようになり、知名度も高まっています。

しかし、今回の問題は数独のルールを利用しますが、一部ルールが異なるので、正式には数独では有りません。

今回の問題はWindokuと呼ばれるものです。

ルールとしては、

  • 通常の数独のルールに従う
  • 盤面にある4つの影のついた部分の中でもそれぞれ1から9が入る

というわかりやすいものです。

ルールを聞いた感じだと縛りがきつくなった印象を受けるかもしれません。

今回の問題

問題の印象

さて、今回の問題を解く前に盤面だけを見た印象を書いておきます。

  • 文字の配置が点対象ではない
  • すでに9は全ての盤に埋まっている

株式会社ニコリが出版している数独本は文字の配置が点対称です。見た目が綺麗なんです。数独ブームと共に多くの数独本が出版されています。

という訳で感想を言うと、「なんだかな〜」と言った所です。

本屋では「ナンバープレイス」や「ナンプレ」と呼ばれる本も販売されていますが、これはニコリ出版ではありません。数独はニコリの登録商標なんですね。

通常の数独のルールだけで解く


▲まずは影なしで通常の数独のルールだけで解いてみます。


▲影のついた部分は無視して解いてみたところ、全部は解けませんでした。難しい、、、

影のついた部分も含めて解く(解答)


▲今度は影をつけて先ほど行き詰まった部分から再開して解いてみました。

▲影の部分を考慮すると全部盤面を埋めることが出来ました。

影の部分を考慮してからは青ペンで書いていきました。(なんとなく)

レベル的には結構難しい問題だと思います。慣れていれば簡単なのですが、初見で解けと言われたら戸惑うこと間違いなしです。

まずどういう方針で解いたらいいかわからないでしょう。

来年の勝手な出題予想

慶應SFCが今回このようなパズルを出題したということは、来年再び同様な問題が出題されても不思議ではありません。

受験生は慣れておくために一度は数独を解いておいた方がいいでしょう。

この他に出そうなパズルを予想すると、カックロですかね。ニコリでも人気のあるパズルです。

ただ疑問に思うのが今回数独ではなくでWindokuという形で出題されたことです。ニコリとは関係ありません。また、ナンバープレイスでもありません。

慶應大学側がナンバープレイスをあえて避けたのかもしれません。すると、カックロを同じルールで出すかは微妙なところです。

あと気になるのは問題作成者。今回の問題は誰が作成したのでしょう。外部依頼か、または内部作成か気になるところです。

ということで、非常に気になる入試問題でした。

来年受験予定の方はパズル雑誌を1回解いてみるのもいいかもしれませんね。思考訓練になります。

これを機にもっとパズルが広まれば良いなと思います。

実は1年ほど前にペンシルパズルを作成して投稿したのですが、運良く採用されました。掲載誌はニコリのペンパ2013なんですが、「ましゅ」というパズルで1問掲載されました。ペンネームは「通勤快速」です。掲載誌の紹介をして終わりたいと思います。

ペンシルパズル
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コメント

  1. 匿名 より:

    普段から数独をやってたら十分もいらないな