2014年3月17日にAndroid版LINEで公開されたLINE電話に続き、2014年5月2日に、iPhoneアプリのLINEでLINE電話が利用できるようになりました。
今まで利用できていたLINEユーザー同士の無料通話に変更はありません。
今回新たに加わったのは、LINE以外の電話にかけられる機能です。
LINE電話を使えば、格安でLINE以外の電話にかけられます。従来の通話料の67%~95%オフということで、携帯電話会社も驚くような価格設定です。
例えば、通常、携帯電話の通話料金は1分40円(30秒20円、税抜)ですが、LINE電話から固定電話にかけるときの料金は3円/分です。
LINE電話は既に利用できます。LINE電話は、iPhoneを利用している多くの人が検討する価値のある選択肢です。
というわけで、LINE電話の全体像がわかるように、LINE電話の
- 使い方
- 通話料金
- 支払い方法
をまとめてみました。
見出し
この記事の見出しです
- 電話料金が大幅に安くなる可能性
- LINE電話の料金体系
- LINE電話の通話料金支払い方法
- コールクレジット購入方法
- 30日プラン購入方法
- 110や119は使えない
- LINE電話の使い方
- コールクレジットを購入する方法
- LINE電話でテスト通話する方法
- LINE電話で電話をかける方法
電話料金が大幅に安くなる可能性
現在の携帯電話会社各社の料金は、基本的に30秒20円(税抜)です。つまり、1分40円(税抜)です。
- iPhone 5s | 料金・キャンペーン | iPhone | モバイル | ソフトバンク
- LTEプラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
- よくあるご質問(FAQ) | お客様サポート | NTTドコモ
携帯電話会社の一律の通話料金と比べると、LINE電話の料金設定は圧倒的な安さが目立ちます。
以下にLINE電話の料金体系を示します。
LINE電話の料金体系
LINE電話の料金体系は2種類あって、
- コールクレジット形式
- LINE電話→固定電話(3円/分)
- LINE電話→携帯電話(14円/分)
- LINE電話→LINEアプリ(無料)
- 30日プラン形式(日本の場合)
- 固定電話への通話(通話可能時間60分で120円)(実質2円/分)
- 固定電話&携帯電話への通話(通話可能時間60分で390円)(実質6.5円/分)
です。
30日プラン形式では、最初に使用する時に、120円又は390円を支払う事になります。
30日をすぎると残高が繰り越されないので、使い切る見込みのある人が利用するのに適しているプランです。
安すぎという感想です。
LINE電話の通話料金支払い方法
先ほども説明しましたが、LINE電話には、コールクレジットと、30日プランがあります。
どちらも、プリペイド式(事前支払い方式)ですが、多少、購入方法が異なります。
コールクレジット購入方法
コールクレジットの購入方法は、LINEアプリ内と、LINE STORE内の2種類があります。
それぞれの販売金額は、以下の通りとなっています。LINEアプリ内で購入できてしまうのが、もの凄く利点です。
- LINEアプリ内(iTunes Card又はクレジット支払い)(有効期限:無期限)
- 100クレジット/100円
- LINE STORE内(LINE プリペイドカード支払い)(有効期限:購入日から180日間)
- 100クレジット/100円
- 310クレジット/300円
- 520クレジット/500円
- 1,045クレジット/1,000円
- 3,150クレジット/3,000円
- 5,300クレジット/5,000円
▲ちなみに、LINEプリペイドカードは、各種コンビニで販売されています。
30日プラン購入方法
30日プランは、沢山の通話をする人向けのプランです。30日プランの購入方法は、LINE STORE内のみです。
国によって値段が異なりますが、ここでは日本国内を通話先とした時の値段を掲載します。
- LINE STORE内(LINE プリペイドカード支払い)(通話残額は期間終了後繰り越し不可)
- 120円(固定電話へ60分)
- 390円(固定電話と携帯電話へ60分)
110や119は使えない
LINE電話から、消防車や警察、救急車へかけることは出来ないので、ご注意ください。
LINE電話の使い方
コールクレジットを購入する方法
LINE電話が利用できるように、まずはコールクレジットを購入する方法を紹介します。
iPhoneのLINEアプリに「LINE電話」機能が備わったのは、バージョン4.3.0です。LINEのバージョンを4.3.0以上にアップデートします。
▲LINEを起動したら、下のメニューから「その他」を選択し、「LINE電話」をタップします(左)。そして、同意を選択し、利用開始を選択します(右)。
▲続いて、左上の歯車をタップし(左)、「コールクレジットを購入」を選択します(右)。
▲100クレジット(100円)を「購入する」をタップします(左)。
▲購入するをタップすると購入が完了します。
▲コールクレジット部分を見てみると(左)、無期限用が100クレジット入っています(右)。
LINE電話でテスト通話する方法
LINE電話する前に、テスト通話をすることができます。
▲LINE電話を起動している状態で、上のメニューの連絡先をタップし、一番上の「LINEテスト通話」をタップします(左)。そして、「サウンドテスト」をタップします(右)。
▲すると、LINEテスト通話が開始されます。機械音声がしばらく再生されます。そして、「このあと10秒間の録音を開始します。」とあるので、適当にしゃべって、その後の再生音をききます。この再生音が聞こえていれば、問題なく電話できます。
LINE電話で電話をかける方法
それでは、実際に電話をかけてみます。
今回は、キーバッドで電話番号を入力して固定電話をかけてみます。
▲上のメニューから「キーパッド」をタップして、電話番号をタップします(左)。そして、発信をタップします。これで電話がかけられます(右)。
▲通話中の画面です。左の図は、通話開始45秒の画面です。固定電話へかけた場合、1分以内は、3クレジット(3円分)で通話できます(左)。一方、1分を過ぎると、また3クレジット減ります。通話中、リアルタイムで通話料金が変更されていきます。残高がなくならない限りは通話できます(右)。
まとめ
LINE電話は、衝撃的なサービスですね。多くの人がLINE電話に移行していくでしょう。携帯会社各社の通話料金も変わるかもしれませんね。

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